※今日の審査員席から観た画像

第26回日本クラシック音楽コンクール全国大会(東京)中学生の部の審査を務めてきました。

場所は、青砥にある、「かつしかシンフォニーヒルズ・アイリスホール」です。

午前中から夕方まで、合計42人のヴァイオリニストの演奏を聴かせて頂きました。

昨年の全国大会では、私は幼児の部と小学生を審査させて頂きました。今年は、中学生の部の審査でした。

小学生の部と違い、中学生の全国大会を審査する時、少し見方が変わります。

曲の難易度も小学生の部より上がり、私も勉強させられる事が多いのです。

中学生42人の演奏がしっかり私の頭にインプットされ、とても今後の参考になりました(^^ゞ

審査を毎年行っていて特に注視している事は「その先生の技術」や「その生徒の教え方」です。

なので審査をする時、私は必ず「レッスンを自分がするとしたら、何てアドヴァイスするかな?」という思いで演奏を聴く事と同時に、良い点を見つけ出し、頭に叩き込みます。

今回も、しっかり勉強させて頂きました。審査する側も、緊張感を持って聴かせて頂いております(^^ゞ

モーツァルト像@かつしかシンフォニーヒルズ

さて総評です。

とても皆さん努力していて優秀だなぁ。やるなぁ。と感心して審査員席から拝見させて頂いておりました(^^ゞ

しかし一方で、全国大会としては結構レヴェルに差があるかもしれないなぁ。と感じました。

また、予選本選は、好評用紙がありますが、全国大会には好評用紙がありません。

好評用紙があれば、良くない点数を付ける時に必ず理由をいくつか書いて候補者に渡せるのですが、全国大会は点数のみの記入方式。

なので、このブログで点数が良くなかった生徒で納得がどうしてもイカナイという方の為に私なりに少し点数の付け方表を下に残しておきます。(※勿論例外は有ります)

まず、コンクールで審査していると、5タイプの生徒に出会います。

・技術も表現も出来ていない生徒(準備の出来ていない生徒)

・表現力や感情は豊かなのですが、技術が伴わない生徒。(※これが観ていて1番残念であり、観ていて恥ずかしい・・・何故なら昔の私もこのタイプ)

・技術(テクニック)が出来ているけど、表現力に乏しい生徒。

・技術も表現も出来ている生徒

・どちらも出来ている上に、「特殊能力」を持つ生徒。この特殊能力については「1つの才能」と言っても良いかと思います。

これらを、点数順にして表にすると、以下のような感じになると思います。

技術☓表現力☓

↓〜74点まで

技術☓表現力◯

↓〜78点まで

技術◯表現力☓

↓〜82点まで

技術◯表現力◯

↓〜85点まで

技術◯表現力◯特殊能力&才能◯

86点以上(入賞)

やはり、コンクールは、間違えてもイケないし、技術が伴わないと点数はなかなか取れない気がします。

点数が取れないとガッカリもしますし、焦りもします。中には、コンクールに左右されて、ヴァイオリンはもうやめよう!なんていう親御さんもいるかもしれません。

しかしながら、コンクールはあくまで練習モチベーションを上げる手段の1つです。正直、時間と手間をかければ良い演奏は出来ると思います。

演奏が上達する事は素晴らしい事だと思いますし、コンクールで賞を取る事は立派だと思います。

ですがそれより、コンクールで努力して上達したヴァイオリンをどう使って生きて行くか、どうヴァイオリンで人生を楽しんで、その技術で周囲の人たちを楽しませて行けるかを考えてくれる生徒が増えれば良いなと思います。

コンクールの向こう側を考える生徒たちが増えれば、音楽の世界が更に明るくなって行くような気がします。それが、私達の使命じゃないかなぁと思います。少なくとも私の生徒には、そうなって貰いたいと思います(^^ゞ

是非、このページを訪れてくれた方の参考になれば良いなと思います(^^ゞ

バス停@かつしかシンフォニーヒルズ

ところで、かつしかシンフォニーヒルズというバス停がある事を今日始めて知りました!

どこから出てるんだろ・・。時間はちゃんと来るのだろうか・・。

どうにか、この場所に楽に来る方法を知りたい所です。

石神井から青砥は、結構思ったより時間掛かるんですよね。

副都心線みたいに、池袋から日暮里か上野まで急行が出来れば良いのにな(^^ゞなんて思いました。

それでは、皆さんがあしたも元気でありますように(^^ゞ

P.S.毎回審査をやっていて辛いのが尿意!!「朝食以降飲まない!お昼食べない!身体をホッカイロで温める!作戦」を敢行したところ、成功しました!全然大丈夫でした(^^ゞ是非、皆さんも映画館などで困らないのでこの作戦敢行してみてください!