新規開拓の精神。やりたい事。いろいろ。(長文)

そろそろ、日本に戻ってきて3年目に突入します。昨年3月にポートランドで演奏旅行をしてきたので、そういう意味では2年目とも言えますが、日本を本拠地にして、、という意味では、来月で3年目です!(^^)/
一昨年の今頃は、何を考えてアメリカにいたのでしょうか。
日本に帰国していったい何をするのか。ポートランドで教えてきた20人の生徒をどう手放すか。どう一人一人の生徒に、説明するか。日本に何を持って帰り、何を捨てるのか。そもそも、何でこんなに家具があるのか。引っ越しなんてしたくない!等、考えならがら、カレー屋さんスタバを往復して、毎日を過ごしていました。
私が日本に帰らなくてはならない事を伝えて、レッスン中なのに泣かれてしまった生徒。空港まで、写真を持って来てくれた生徒もいました。
しかし、日本に帰ってきて、沢山の生徒や親御さんをはじめ、演奏仲間や演奏機会。アメリカン(インターナショナル)スクールの先生方や生徒。芝居界やダンス界の共演者。TACや池袋コミュカレの生徒さん達や担当の方。千香士門下の兄弟弟子。友人。いろんな方達に出会うことが出来て本当にラッキーで、しかも私のやりたい事が段々叶ってきました。本当に皆様に感謝しています。アメリカで学んだ新規開拓精神から、様々な場所に顔を出して良かったです。
ですが現在、帰ってきた時ほど新規開拓精神がある様な気がしません。忙しさに怠けて、新規開拓精神の成長?が鈍っているように感じます。
ただレッスンをして、ただリハーサルをして、ただ発表会・演奏会の準備をして、ただレコーディングをして、、、、という規則的な習慣になってきている様な気がします。
そこで最近は、故高杉晋作さんの辞世の句「おもしろきこともなき世をおもしろく」を思い出して、いろいろ考えています。
どうやったら、レッスンを面白く出来て、興味を持って貰えるか。どうしたら、発表会をおもしろく出来て、生徒達に喜んで貰えるか。どうやって、演奏会や音楽祭(上記)を面白くして、来てくれる方達に喜んで貰えるか。
しかし、どうも視点が低くなって、目の前にある事をこなす事に精一杯になっている気がします。少し前は、様々な事を上からの視点から見ることが出来て、同時進行が得意だったのに。
これではまずい。と思い、この状況を打破しようと方法を考えていたところ、新規開拓精神を復活させる事が一番だと思いました。思いついた案を長時間、長期間実行していると、賞味期限があるように、段々としんどくなってきます。それらを新しくする為には、新しい案を持ってくるのが一番だと思います。
先週まで、海外旅行に両親が行っていました。その影響もあってか、海外に行って演奏したいという気持ちがまた強くなりました。
日本での新規開拓事業と同時に、海外でまた演奏ツアーが出来れば。と思います。今日本で活動している仲間や生徒を、海外に連れて行き、何かが出来たら面白いな。と思います。その為には、もうちょっと日本で地盤を固めないといけません。また、オケの発足も、来年中盤~後半までには、なんとかしたいです。(今年から来年前半発足は挫折しましたm(_ _)m汗)
オケを作ったら、協奏曲も弾きたいです。今私が弾きたいコンチェルトは、ブラームスのヴァイオリンコンチェルトです。待てなかったら、再来年辺りに、またポートランドでオケと共演する計画、お願いしてみようかな。
今、レコーディングの為に、練習しています。ドビュッシー。高校からの大好きな作曲家です。指揮のキース先生に、好きな作曲家を聞かれて、「ドビュッシー」と答えると「クニはロマンチストだねぇ」と言われたのを覚えています。
ドビュッシーの作品の中で唯一のソロヴァイオリン曲である「ヴァイオリンソナタ」。少しでも理想の演奏に近づければな!と思います。頑張ります。
それでは、皆さんもまた明日良い1日で有りますように!(^^)/

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クニトInt'lストリングスクール ヴァイオリン教室/バイオリン教室 3度の飯より教えることが大好きな講師が、アメリカ大学で行われている国際感覚豊かなレッスンを行ってます!

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