石神井Int’lオーケストラ/クニトInt’lユースオーケストラ・第5回定期演奏会終演

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(写真撮影:田邉様・秋谷様)

2018年5月28日、石神井Int’lオーケストラ第5回定期演奏会、そしてクニトInt’lユースオーケストラ第5回定期演奏会の1日2公演(ダブルヘッダー)を清瀬けやきホールにて行いました!!

まず、はじめにご来場下さりました皆様、裏方や受付をサポート頂きましたスタッフの皆様、保護者の皆様、講師の皆様、いつもお花とサポート頂いております志栄学舎様そして石オケ事務局長の皆々様に厚く御礼申し上げます!

今回も団員の皆様、本当に素晴らしかったです!

皆様のおかげで、今回第5回の定期演奏会を乗り越えられた事本当に感謝いたします!また、ソリストの米イリノイ大学教授で5弦ヴィオラ奏者のR.ハケン教授、そして米フロリダ大学教授ピアニストのジャスミンA教授に感謝申し上げます!そして勿論、ソロや援護を務めてくださりました、講師の伊東先生、安藤先生、手塚先生、毛利先生に感謝申し上げます!

ダブルヘッダー公演は、第2回の定期演奏会以来です。もちろん好んでダブルヘッダーを行っている訳ではなく、練馬区周辺のホールが競争率があまりに高く取りにくいことから、一気にやってしまおうと1日で2公演行う事にした。という裏事情がありました。

また、ダブルヘッダー公演を行うにあたり、私の体力を心配してくださる方が多かったのですが、私としてはダブルヘッダーはとても楽しく行うことが出来ました。大好きな演奏会が1日2回も楽しめるのですから、嬉しいに決まってます(^^ゞ

しかしダブルヘッダーになることで大変な事は、練習や準備の負担が2倍になり、皆様の無意識のレヴェルでのストレスは結構あったかもしれません。本当に事務局長を努めてくださった、石オケ深町さんやクニトオケの江原さんに感謝申し上げます!

さて、それでは演奏会を振り返ります!

クニトInt’lユースオーケストラ第5回定期演奏会(通称・クニトオケ)

15時開演のクニトオケは、ピアノトリオのプレコンサートからはじまりました。サルトリトリオの3人、素晴らしい演奏でした(^^ゞ

プログラム前半は、ホルストのSt.ポール組曲、ブリテンのシンプル・シンフォニーを演奏しました。とても最初から力強く演奏できたと思います。

今回初参加の生徒達も、緊張はしたもののしっかりやり遂げたと思います。次回はもっと攻め気で弓をガンガン使って間違いを恐れず頑張ってもらえればと思います!

後半は、世界的に活躍されている、フロリダ大学のピアノ科教授ジャスミンA.氏と、リスト作曲ピアノ協奏曲を共演いたしました。迫力と輝かしいテクニックを備え、華々しい音楽を奏でていただきました。

しかし、こんな滅多にない豪華な機会ありません!

ユースの生徒たちには、(この貴重さが皆理解出来ているか疑問ですが!?)とてつもない素晴らしい経験をさせて頂きました。世界的一流プレーヤーと共演出来たことは、私も生徒たちも本当にラッキーだったと思います。

最後に、グリーグのホルベルク組曲を勢いよく演奏して終えました。

ご来場くださりた皆さんの笑顔も拝見さていただき、安心できました。とても素敵な演奏会だったのではないかと思います(^^ゞ

現在、8月後半からはじまる第6期に向けて団員を募集しております!団員募集情報は詳しくは以下のウェブサイト御覧ください!

公式ウェブサイト http://kuniorch.com


石神井Int’lオーケストラ第5回定期演奏会(通称・シャクオケ)

石オケは、18時開演でした(^^ゞ

プログラム最初は、バッハのブランデンブルク協奏曲3番です。先日NHK-BSで取り上げて頂いたときに演奏した曲目で、私達にとって思い入れのある曲です。ソロを担当したのは、当団員達!皆さん完成度も高く、私も指揮を殆ど振る必要がありませんでした(^^ゞ

そして、5弦ヴィオラ奏者でイリノイ大学教授のルドルフハケン氏をソリストに招き、モーツァルトのクラリネット協奏曲(5弦ヴィオラ編)を演奏いたしました。一昨年に演奏した、アメリカンで派手なハケン氏の協奏曲と違い、今回は5弦ヴィオラで美しく華麗に音楽を奏でました。アンコールでは、バッハのチェロ組曲(R.ハケン編曲)で終え聴衆や団員達を満足させましたm(__)m

そして最後のバルトーク。意外にも!?アンケートで、一番人気でした。演奏後に、ある指揮者の方から「この曲を、アマチュアでやるとは!?」とお褒めのお言葉を頂きました(^^ゞまた、演奏前の解説とても好評を頂きました。

バルトークを練習始めた当時、団員達からも「曲を変えて!」とか「聴いていると気持ち悪くなる」とか「降り番(その曲だけ演奏しない)制度を作って!」等、とにかく評判が悪い悪い。私も一瞬選曲ミスをしたかと思いましたが、柔軟力も理解力もレヴェルが高い石オケ団員達!段々と、理解してきて、「癖はあるものの結構好きかも!?」という言葉を聞き、最後には皆さん認めたくないものの「バルトークもそんなに悪くないね」と言われるようになりました。なので、昨日の上手く行った演奏は、本当に皆さんの努力の賜物であり、9ヶ月間練習をしてきてとても達成感があったのではないかと思います。最後に、またバルトークやりましょう!と団員達から言われたのは、とても嬉しかったです。2,3年後!?の再演楽しみです(^^ゞ

しかしながら、聴衆の皆様は、そうは行きません。私は、聴衆の皆様がいきなりあのバルトークの和音や驚かしの連続を聴かされては、不快になるかもしれません!?と考え、前回に引き続き舞台での曲目解説を入れることにいたしました。それが功を奏し、アンケートでも、曲目解説が無ければ、理解不能で帰ったかもしれない。とのお言葉がありました。危ない危ない、、

最後のアンコールは、グリーグの「過ぎにし春」です。この曲は、私の指揮の18番になって来ています(^^ゞしかし、2回公演の一番最後の曲という事もあり、若干気合と感情を入れ過ぎて、少しクラクラっと目眩がして倒れるかと思いました。でも、とてもこれもお褒めのお言葉をいただけましたので、良かったです。

現在、嬉しいことに現団員数が定員オーバーの為、団員募集は現在公式には行っておりませんが、順番待ちオーディションというのを行っております。是非興味ある方は覗いてみてください!(※直ぐ順番が来る場合とそうでない場合もあります)ので、是非興味がある方は、以下のウェブサイトをご確認ください(^^ゞ

公式ウェブサイト http://shakuoke.com

・総評・

ヴァイオリニストにとって、世界一大事なものは楽器ですが、指揮者にとって世界一大事なのは、オーケストラそして団員です。この石オケ・クニトオケの団員達は、本当に楽しんで熱中して、どんどん上達しています。また私の無理難題にすぐ対応することが出来て、柔軟性もあり素晴らしい方達です。私の誇りであり自慢です。皆様に恩返しができるよう、これからも楽しい事、面白いことをどんどん考えていきます!楽しんでいただければ光栄です。また、演奏会場で見守ってくださる方々にも引き続きサポートいただければと思います!

最後に、最後の練習案内で団員の皆様に送った一句の解説をします。

「おけら焼き   

                      涼しい顔で 

                                          虎の様  by西谷国登」

意味は、湿気を払うおけら焼きは季語で、涼しい余裕の表情で、虎のように勢い良く演奏してもらいたい!そして、五七五の頭文字を合わせれば、「おーけすとら」となります!意味不明と結構言われてしまったので、ここで解説いたしましたm(__)m 

以下は昨日の様子です!是非お楽しみください!

写真は随時更新していきますので、後ほどまたご確認くださいませ!

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Kunito Int'l String School!

クニトInt'lストリングスクール ヴァイオリン教室/バイオリン教室 3度の飯より教えることが大好きな講師が、アメリカ大学で行われている国際感覚豊かなレッスンを行ってます!

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