【連載企画】第4回子供に練習をさせる18の方法「目標を与える・作る」

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「目標を与える・作る」

目標を与えるということは、目的が見つかりますので、練習のモチベーションを作り上げるには最も大事な方法かと思います。

正直、この「練習をさせる18の方法」を連載していても、この「目標を与える」と一つ言ってしまえば、それでお終いになってしまいます。
プライドのために練習するのもご褒美の為に練習するのも、一つの目標ですからね。

私が言う目標とは、例えば、以下のような機会です。

ソロの発表会
オーケストラの発表会
おさらい会
コンクール
オーディション
目標の曲を弾けるようになる

要は、演奏機会を、親御さんや先生が作ってあげることが、一番の練習目標になることだと思います。

私の話になりますが、中学校の文化祭の有志演奏をしたり、小学校の移動教室などでヴァイオリンを弾いたりしていましたが、今思うと、これらも立派な練習機会で、演奏機会を自分自身で作っていたんだなぁなんて思います。苦笑 勿論、調子に乗ってるだのなんだの言われたことも多々ありましたが、、今となっては良い思い出です。

話が逸れました!

では、「目標を与える」と言いましたが、目標を作る上で大事なことは、最低限「大目標」と「直近の目標」の2つ以上の複数目標を作ることだと思います。

例えば、コンクールを受けるのは何故?プロになるから。という感じです。
大目標がプロ奏者になること。直近の目標は、コンクールを受けること。となります。

勿論、コンクールを受けなくてもプロになれるのは当然な話ですが、そう思わすことで、コンクールの練習を頑張らせることも出来ますよね。
問題なのは、コンクールで賞をとる。とかコンクールに出るから練習するという(複数でなく)単一の目標。
そうなると、無意識レヴェルで、なんでコンクールなんか受けなきゃならんのだ。となり練習意欲が減退します。

他に、発表会が良い例かなと思います。これも発表会で良い演奏することを目標にすること自体は素晴らしいのですが、その向こう側の大目標も大事かと思います。

例えば、発表会で良い演奏をして、家族を喜ばせる!先生に褒めてもらう!友達を驚かせる!!そんな目標もあると、練習を少しでも頑張らせることができるんじゃないかなぁなんて思いますが、いかがでしょうか?

演奏機会が無いと、プロだって練習は難しいです!是非演奏機会を作ってあげましょう!

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クニトInt'lストリングスクール ヴァイオリン教室/バイオリン教室 3度の飯より教えることが大好きな講師が、アメリカ大学で行われている国際感覚豊かなレッスンを行ってます!

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