【連載企画】第12回子供に練習をさせる18の方法「弾けるなら一緒に弾く」

※連動企画「どうしてヴァイオリンを練習するか?!」【全23回】もYoutube(動画)やPodcast(音声のみ)で配信中!是非合わせてご視聴ください!!

「弾けるなら一緒に弾く」

もしも、ヴァイオリンを弾ける親御さんであるのでしたら、勿論一緒に弾いてあげることは、子供に練習させる方法にはもってこいだと思います!!

そして、ピアノが弾ける親御さんでしたら、伴奏を弾いてあげられますよね。これも練習を一緒に出来るので、子供にとっては練習を一緒に共にしているので、一人でやっているよりは、つまらなくはない筈です。素晴らしい練習法だと思います。必ず上手くなることでしょう!

ただ!ピアノが弾ける親御さんの場合、副作用も伴います。伴奏の弾き過ぎに注意しなくてはなりません。

2つ理由がありまして、一つは、親御さんリードでの伴奏をずっと共にしていると、他の伴奏者と演奏する時に、環境が変わり上手く弾けなくなるトラブルが起きやすいのです。例えば、上手く合わせられない原因を、違うのに伴奏の先生の責任にされることもあるかもしれません。

一生、その生徒が親御さんとだけ演奏するのなら良いのですし、もしくは先生がその親御さんの演奏を指導し続けられれば、多分良くなっていくと思いますが、先生はやはり親御さんには褒めはするものの指導しにくいものです。親御さんも指導されるのは、嫌でしょう。
また、もう一つの理由は、ピアノを弾いていると、親御さんはピアノにも集中していますから、姿勢や子供の演奏の確認がしずらいという理由もあります。なので、伴奏をしてあげるのは、練習の最後に合わせてみてあげたり、ゆっくり練習をする時に合わせると良いでしょう。
左手だけのヘ音記号でバス音だけ流していくのも良い練習かもしれません。

さて!
では、楽器が弾けない親御さんはどうすれば良いのか!それはですね、口笛でも口三味線も構わないです。
一緒に、歌ってあげれば良いんです。歌で、賞を取らせているスーパー親御さんもいます。
その親御さんは、歌でなんと伴奏をしてあげるのです。つまり、ハモリをやってあげるのです。
これにはびっくりしました。同時に、素晴らしいなァ優しいなぁとも思いました。

あとは、CDやレコーディングをかけてあげるとかかなと思います。今は、音源をゆっくりなテンポに変えられるアプリもある時代ですからね。
是非色々と工夫してやってみましょう!

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Kunito Int'l String School!

クニトInt'lストリングスクール ヴァイオリン教室/バイオリン教室 3度の飯より教えることが大好きな講師が、アメリカ大学で行われている国際感覚豊かなレッスンを行ってます!

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