【連載企画】第9回子供に練習をさせる18の方法「悲しそうな顔をする」

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「悲しそうな顔をする」

親御さんたちは、子供に、練習しなさい!と言われる時は、喜怒哀楽では、多分9割型、怒りの表現をされると思います!

そこで、妙案なのですが、そういう指導をされる時、喜怒哀楽の哀を使用するのはどうでしょうか?
演技でも構いませんが、かなり強い演技力が試されます。でも、時に親御さんには、演技力も求められるときもあると思います。

子どもたちって、実は自分が怒られるより、親が怒られ悲しむ方がキツイんです。
そして逆に、親御さんも、自分が責められるより、子供が責められる方が辛いようです。よく私が子供を躾けようとすると、親御さんが先行して何かしらの理由を言って止めようとする場合が多く見られます。

それを逆手に取った指導方法なのですが、練習しなさい!と怒られるのを、子供ではなく、親御さんにすると少し状況が変わることがあります。
内密に、先生に怒ってもらうのを頼むのも良いでしょう!拒否されるかもしれませんが。。笑

あるピアニストの証言なのですが、お母さんがいつも先生に怒られてレッスンの帰りに泣いていた。だから、お母さんを泣かせたくなく頑張って練習した。というのがありました。これは、強い母親を持った私からすれば、かなり衝撃的なお話でした。

ということで!?
怒るのはやめて、「あのさ、、練習しない・・の・・・?」と悲しめに言うのはどうでしょうか?
本当に練習をしないことを悲しそうに言うんです。上手く心から演技出来れば、子供も悲しくなりますよ。
その時、二人で泣ければ90点です。100点は、子供がお母さんが悲しいのを見て、ベッドとか他の見られない場所で泣くことです。
でも、その姿をみた親御さんはもしかしたら、キツくて、今度は本当に泣くことでしょう。
そういう親御さんの演技努力も、プロになる過程では必要なのかもしれません!?

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