【連載企画】第17回子供に練習をさせる18の方法「楽器のケースに鍵をかける」

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「楽器のケースに鍵をかける」

亡くなられたピアニストの中村紘子さんのエピソードだったような気がするのですが、「腹八分目の練習」をするというのがあります。

つまり、子供が練習にのってきたところで、「ハイ終わり〜!」と楽器のケースに鍵をかけて楽器を取り上げてしまう方法です。子供としては、やり残したようで気持ちが悪く、楽器にまた触りたくなります。
これは非常に難しいですが、上手い方法だなと思います。私も子供がいれば、使いたい方法の一つです。

レッスンでも、この技はよく使います。え!?もうレッスン終わり?と言われるように極力努力します。
やり過ぎは、レッスンや練習のイメージを悪くします、それが積み重なれば、練習=嫌なもの になってしまいます。

なので、練習時間も例えば1時間!と言っておきながら、40分位で終わるとか、突然楽器を取り上げて、強制終了させる。という方法も効果的な気がします。上手くやらないと、慣れてしまう気もしまい適度にやらなくてはいけませんが・・。

私が小学生時代、スーパーファミコン、つまりゲームを一日なんと15分と短く制限させられていました。
その代わり、優しい祖父母の家に行くときは、6時間位ぶっ続けでやり熱を出すタイプのワタシでしたが、その制限のお陰で、ゲームをしたい欲は、とってもありました。両親がいない時にゲームを隠れてやっているときもありました。苦笑 
そして、その後バレて取り上げられ、捨てられるか隠されるという事態に・・・。悲

まあそれをやられた中村紘子さんは、私のゲームと同じ感覚になったので、そりゃあ上手くなりますよね。人間、制限されると自由が欲しくなります!

是非、腹八分目で楽器ライフをお試しあれ!

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