クニトInt’lストリングスクール「冬の試演会2025」を終えて

昨日、1月12日にクニトInt’lストリングスクールにて「冬の試演会2025」を開催しました!

開催にあたり、ピアノ伴奏でご支援くださった水村仁美先生、小島慶子先生、柴宮智子先生、弘中佑子先生、黒崎拓海先生の5名の素晴らしいピアニストの先生方に心より感謝申し上げます。

生徒の皆さん、これまでの練習の成果を発揮し、本当に素晴らしい演奏を披露してくださいました。ただ、試演会はその名の通り「試す場」。発表会とは異なり、試演会は、超近距離で同世代の生徒たちを目の前にして緊張感を最大限に高めながらも、失敗やミスを通じて自分の課題を発見し、成長を促す場です。

生徒の皆さんはとても楽しそうでわたしも嬉しかったのですが、(繰り返しますが)発表会とは違うため、帰宅後には楽譜をよく見直し、反省点を活かしてさらなる上達を目指しましょう!

特にコンクール参加を予定している生徒の皆さんは、速やかに課題の応急処置や練習方法の工夫を行い、できなかった部分を改善していきましょう。

今回の試演会を振り返ると、テンポが速くなりすぎた、暗譜が飛んだ、または緊張をあまり自覚していない生徒が多かった印象があります。一生懸命「うまく弾いてやろう!」と気合が入りすぎた結果、力が入りすぎて指が回らない、雑音が増える、ミスが出る、といった状況が見られました。この経験を活かし、次回に向けて冷静さを保ちながら演奏できるよう取り組んでいきましょう。ヒントは92%の力の入れ具合がベストです!

また、今回の試演会では久しぶりに「カール・フレッシュタイム」を設けました。課題は特に設けず、「カール・フレッシュ」の1番から5番、6番から8番の中から好きな調を各一つずつ演奏するルールで行いました。

ある意味地獄の!?(笑)カールフレッシュタイム参加者は意外にも9名!誰一人として喜んで参加したわけではありませんでしたが(笑)、勇気を持って挑戦し、基礎の重要性を再確認してくれました。

今年は4回ほど「カール・フレッシュタイム」を設ける予定ですので、次回以降、皆さんがさらに上達する姿を楽しみにしています。次回は4月29日に予定しています。参加者が15名ほどになると嬉しいですね!

そして、次回の「夏の試演会」は7月6日です!冬の試演会と比べ、参加者がさらに多くなる予定ですので、今から楽しみですね!

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