恵比寿の読売カルチャーセンターにて、今年も夏の弦楽セミナーを開催しました!
もう10回以上続いているこのセミナーですが、今回も本当にたくさんの参加者の方々にご参加いただき、とても賑やかで楽しい一日となりました。
そして、今回豪華にもたくさんの講師の先生にも参加いただきました。伊東先生、李先生、村田先生、毛利先生、大木先生、入江先生、佐藤さん本当にありがとうございました!
今回のメインは、ホルストの《セントポール組曲》。
朝から1日で集中して練習し、最後にはプロフェッショナルな録音・編集をしてYouTubeにアップしました。最初は「本当に1日で仕上がるのかな?」という不安もあったのですが、皆さんの集中力が素晴らしく、練習を重ねるごとに音がどんどんまとまっていくのを感じました。本番の録音のときには、まるで別のオーケストラのような完成度に!録音後、参加者の皆さんの顔に浮かんだ「やり遂げた!」という笑顔が、とても印象的でした。
☆セントポール組曲の録音はこちら!
そして今回のもう一つの目玉は、講師陣による公開レッスン&マスタークラス。
有志による弦楽四重奏では、ハイドンの《5度》を題材に、5人の先生方が熱心に指導しました。ちょっとした音程の工夫やアンサンブルの呼吸の合わせ方など、普段なかなか聞けない具体的で実践的なアドバイスが飛び交い、演奏者はもちろん、見学していた方々も「なるほど!」と頷きながら聞き入っていました。ある参加者からは「見ているだけで得をした気分になりました!」との声もいただきました。
そして私自身にとっても、この日は特別な日でした。
退院後、初めての指揮ということもあり、体力的にも不安がありましたし、正直かなり緊張しました。ですが、参加者の皆さんの真剣な眼差しと温かい雰囲気に支えられ、無事にやり遂げることができました。感謝申し上げます。
また、次回の弦楽セミナーは、来年夏に開催を予定しています。
そして、第12シーズンに突入する石神井Int’lオーケストラ、クニトInt’lユースオーケストラも待っています。どちらもますます楽しみな内容になりそうです!
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました!また次回、一緒に音楽できることを楽しみにしています!