KISS(クニトInt’lストリングスクール) の生徒で、私が “キラキラ星” の初心者の頃から教えてきた石手 明(いしで・あかり)さん(高3)が、なんと ヴァイオリンでアメリカのLee University,TN音楽演奏科に合格し、しかも全額奨学金を獲得して海外留学&進学することが決定しました!!
祝&泣…本当に本当に嬉しく、自慢で仕方ありません!(T_T)
明ちゃん――いえ、明さんは、小学4年生からヴァイオリンを始めた“レイトスターター”でした。
小さい頃からニコニコ笑顔で、持ち前の 超ポジティブさと明るさ、そして世界トップクラスの愛嬌 がチャームポイントで、私がレッスンで見本演奏をするたびに「すごい!すごい!」と連発してくれ、先生であるはずの私のほうが、むしろ喜んでしまい、元気をもらって舞い上がり、演奏見本を必要以上にしてたかもしれません!(苦笑)
そして明ちゃんは興味・才能・努力の3拍子でぐんぐんヴァイオリンが上達し、一流海外音大の教授陣の公開レッスンを受講したり、中学生になる頃には 難しいコンクールで合格し全国大会 にも出場したりして、実力を身につけました!本当に大したものです!
■ 出会いは小2の頃
私と明ちゃんの出会いは、彼女が小学2年生。当時、私が指揮していた “杉並バロックアンサンブル” の演奏会の打ち上げで会い、「とても笑顔で懐っこく可愛い子だな」という印象が強く残っています。
数年後、その楽団員であったお母様からご連絡をいただき、体験レッスンを経てヴァイオリンを始めることになりました。
■ 名前の通り、教室の太陽のような存在
名前に “明” とある通り、持ち前の明るさで教室全体の雰囲気を照らしてくれました。横のつながりを作ることも得意で、ほかの生徒たちとも積極的に仲良くしてくれて、本当に助かりました。
友達ができると、楽器は格段に楽しくなりますからね!
学校でも、合唱の指揮を務めたり、音楽活動に積極的に取り組んだりしていて、“教室の外” の成長もよく報告してくれました。「先生の指揮のやり方を真似したらうまくいったよ!」なんて話もしてくれて、嬉しい限りでした。
■ クニトInt’lユースオーケストラでの成長
私の学生オーケストラである クニト Int’l ユースオーケストラ には、早い段階から参加。最初は後ろの席から始まり、今では トップである首席コンサートミストレス を務め、立派にリーダーシップを発揮してくれています。
昨年は1年間アメリカに留学し、高校生ながら大学で演奏したり、アメリカのユースオーケストラでの活動も経験。大きな自信をつけて帰国し、クニトオケの団員たちに良い影響を与えてくれています。
■ 「世界に羽ばたくヴァイオリニストを育てたい」初の快挙!
私がいつも掲げてきた目標である、「世界に羽ばたくヴァイオリニストを育てたい!」
その念願が、ついに形になった初めての快挙ですよ。
私自身が日本の音大ではなく欧米で学んだこともあり、やはり本場に飛び立っていく生徒が出ることは、この上なく嬉しく、自慢で、誇らしいことです。
ぜひ、明ちゃんをきっかけに、多くの生徒が教室から羽ばたいてくれたら、、それ以上の喜びはありません。先生冥利に尽きますね!
先生を続けてきて本当に良かった、努力が実った――そう感じ、胸がいっぱいになりました。
■ 全額奨学金での渡米へ
アメリカの大学を卒業するのは簡単ではなく、まして全額奨学金生ともなれば、期待やプレッシャーも大きいでしょう。ですが、日本にいる後輩たち、クニトオケの仲間たちにとっても彼女の挑戦は大きな希望になります。
ぜひ道を切り開き、そして卒業したら日本で “経験談講演会” なんて開いてくれたら嬉しいですね(^^)
アメリカへ渡る明ちゃんの未来は 無限大!どんなヴァイオリニストに成長していくのか…楽しみで仕方ありません。
明ちゃん、本当にこの度はおめでとうございます(^^)祝