一昨日の8月6日にキッズ&小学校低学年の部の審査に続き、本日8月8日も東京本選の審査を行ってまいりました。スタッフの皆様、大変お疲れさまでした。
今日の中学生たちは大変頑張っており、特に小学校時代を乗り越えたその先にある音楽を個性豊かに演奏していました。幼稚園児のキッズや小学生たちと違い、演奏時間が長いのでしっかりと聴かせていただきました。また、中学生になると部活や勉強で忙しくなる中での練習は本当に大変だと思いますが、本当にとても努力されていて素晴らしいなと感じました。
我がクニトInt’lストリングスクール(KISS)からも沢山の生徒が参加しまして、このブログの一番下・最後に結果を掲載しております。
・審査員の先生方との貴重なショット・
しかし、中学生となると本選の結果は厳しくなります。全員が頑張ってきたので、全員に高評価を与えて全国大会に送り出したい気持ちはありますが、審査側にもルールがあり、容易に高評価を与えられないのも事実です。
もし厳しい結果となった場合でも、コンクールは時の運であることを忘れないでください!もちろん、審査員を責めても構いません。それが審査員の仕事ですですから。
ただ、結果に一喜一憂せず、反省を活かして一日も早く練習を再開して次の機会に向けて頑張ってくださいね!
・石神井公園駅周辺在住の水村先生と・
もし本選を通過し全国大会に進出できる結果であった場合は、その結果を自信につなげ、「勝って兜の緒を締めよ」の精神で、どのように改良を行うか検討して全国大会に向けて努力しましょう!親御さんたちもお疲れさまでした!
特別寄稿「音楽はイメージ(印象)採点だということを忘れないでください!」
音楽のコンクールの採点方法は基本的に「イメージ・印象」採点です。昔、間違いの回数を数えて点数を決めていた審査員もいたかもしれませんが、今のコンクールでそれを行っている審査員はほとんどいないと思います。大体の印象で点数を付けていると思われます。
ですから、ステージに上がる姿勢、ステージマナーにも注意が必要です。楽器の持ち方、登場するときの表情、ピアニストへの気遣いなども重要です。もちろん、ドレスや立ち姿、お辞儀の仕方なども印象を左右します。気取りすぎたお辞儀も、素人っぽいお辞儀も避けるべきです。審査員は、演奏だけでなく、そういった要素も無意識のうちに考慮しています。
もちろん、ミスをすれば印象は下がります。しかし、ミスをしてもその後しっかりと立て直し、素晴らしい演奏をすることで、マイナスを忘れさせることも可能です。たとえば、羽生選手がオリンピックで金メダルを獲得したときも、彼は転倒したにも関わらず金メダルを獲得しました。
練習の際も、どのような印象を審査員に持たせたいのか、どのようなイメージを作りたいのか考えると良いです。音程をただ修正するのではなく、自分が理想とするイメージを作るために音程を修正するという感覚が大切です。
皆さんも良い印象を作ってみてください!メイクや髪型も大切な要素かもしれません。
第45回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール本選
クニトInt’lストリングスクール(KISS)本選通過者合計8名!おめでとうございます!祝
山本千覚(キッズ幼稚園1位通過🥇)・櫻井優佳(キッズ幼稚園2位通過🥈)
杉田めい(小学1年生2位通過🥈)・原田かれん(小学2年生1位通過🥇)
篠優理花(小学2年生2位通過🥈)・竹内茉莉香(小学4年生1位通過🥇)
金藤健史(小学5年生)・福地悠世 (中学1年生)
全国大会では、派手にガンガン圧倒する演奏を魅せて楽しんできてもらえればと思います!