第46回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会2024|第18回セシリア国際音楽コンクール@ティアラこうとう応援編|Concours Suisse de Musique pour la Jeunesse (スイス青少年音楽コンクール)


クニトInt’l ストリングススクール(KISS)結果速報 ※2024年3月26日現在
〜第18回セシリア国際音楽コンクール2024本選(final)〜
第2位入賞・金藤健史くん(小5)祝
第3位入賞・大場晴生くん(小3)祝
第4位入賞・櫻井優佳ちゃん(年長)祝
第4位入賞・山本千覚ちゃん(年長)祝
第4位入賞・森山泰地くん(高1)祝
〜第46回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会〜
第4位入賞・大場晴生くん(小3)祝
第5位入賞・江沢絵美理さん(小5)祝
審査員賞入賞・金藤健史くん(小5)祝
審査員賞入賞・山本千覚ちゃん(年長)祝※ただし点数TOP2位
入選・森山泰地くん(高1)祝
〜Concours Suisse de Musique pour la Jeunesse (スイス青少年音楽コンクール)〜
第2位受賞|高橋怜大くん(小3)祝


この冬、クニトInt’l ストリングススクール(KISS)では、意欲的なの生徒さん達が3つのコンクールに挑戦しております!一方でもちろん、夏のコンクールに向けた生徒さん達も、準備が続々と進んでおります。みなさん、本当に素晴らしい努力です!目標がちゃんとあると本当に上達します。ベストを尽くしてくださいました、ピアニストの水村仁美先生、黒崎拓海先生に感謝申し上げます!

 しかし!結果は、良かった生徒もいますし、残念だった生徒もいます。コンクールは、その時の審査員によって、雰囲気も評価方法も結構変わるものです。それに審査員の好みによって大きく評価を上げさり下げたりします。講評は良いこと書いてあるのに、点数が何故悪いんだ!ということもあります。みなさん講評は建前で、点数は本音ということなのかなぁと思います。

 先日、セシリア国際音楽コンクールの授賞式で、審査員としてコメントを発する機会をいただきました。わたしは僅か10秒の超短く「コンクールは時の運ですから、一喜一憂せずにこれからも頑張ってもらえればと思います」と簡潔にさせていただきました。

 スピーチを短くした理由は、校長先生の長いお話が嫌いな世代だろうな(^^)と考え、超短く終わらせて好感度を上げようとしたわけなのですが(笑)、もうちょっと続きをここでお話したいかなと思います(^^)

 世界中のコンクールで言えることなのですが、結果を出すために必要なことがたくさんあります。もちろん、第1に練習をどのくらいしたかは、結果を左右する影響が大きいかと思います。練習量は才能を持つことより大事です!練習量は、上達することを裏切らないです。結果に結びつく可能性は大きく高くなります。

他に、元々の実力や才能、ソルフェージュ能力、その子の性格も演奏能力として影響してきます。さらに、その時のコンディション、演奏の出来具合、緊張具合。もっと言えば、応援する人、先生の指導方法、練習環境、その子の歩んできた人生経験まで、結果を左右するかなと思います。天候や住んでいる地域も意外と関係してきます。ヴァイオリンの場合は、楽器の善し悪し、楽器のサイズまで関係あると思います。

そうなのです。コンクールの結果は、抽象的で、とても色々な要素が絡んでくるので、楽器のコンクールで結果を出すのは至難の業です。学校の勉強の様に単純に勉強したから結果が出るものではないのです。

だからこそ、面白いのです。簡単に賞を獲れてしまったら面白くないのです。簡単に獲れてしまうと練習しなくなっちゃいますので、コンクールに参加する理由としては、本末転倒です(^^)/

なので、結果が出なかったから下手。認められない。ということは全くもってありません。

コンクールなんかの結果で、才能や将来性に疑問を持つ必要も全くありません。断言します。

コンクールに参加できるだけで、もう人間界では、特別な存在なのです。すごいのです。

話を戻しますが、なによりコンクールの結果を左右するのは、審査員の先生方です。審査員は、直接結果に結びつく点数を付けているわけですから、当たり前です。笑 

演奏には必ずその子の個性が出ますから、「平均的に安定していて、審査をしている先生全員が納得するような演奏」をすれば、自ずと結果は出やすいです。

ただ、この平均的に安定しているというところがミソです。

つまり偏った演奏をしたり、癖のある演奏をすると、いくら感動する良い演奏でも賛否両論になるので、結果が出にくくなるのです。ただ、コンクールで評価されなくとも、世間に出たときに評価されることも多くあります。

 例えば、良い例で、ジブリ「風の谷のナウシカ」のランランララランランランという歌があります。

この曲を歌っている子は知りませんが、音程が超外れていても、むしろそれが脳内に残るというか、それが印象に残り有名になりました。それは、もちろんこの映画が有名だからということもありますが、少なくともわたしが初めて聴いたときは衝撃的でした。

そうなのです。この子が童謡コンクールに参加すれば、きっと高確率で、結果は出ないと思います。しかし、この映画のこのシーンにドハマリして、、、いや、もっと丁寧に言えば、フィットして世間の評価をもらえて有名になりました。きっと、音程よく普通にきれいに歌っていたら、ハマらなかったでしょうね。みなさんはどう思いますか?

コンクールでの演奏が、好まれるか好まれないかは「時の運!」結果が良かろうが悪かろうが、結果に一喜一憂せずに、また新しい曲に挑戦できる喜びを噛み締めながら、皆さんには、頑張ってもらいたいなと思います!(^^)/

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クニトInt'lストリングスクール ヴァイオリン教室/バイオリン教室 3度の飯より教えることが大好きな講師が、アメリカ大学で行われている国際感覚豊かなレッスンを行ってます!

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