皆様、いつも温かいご支援とご鼓励を賜り、誠にありがとうございます。
この度、第33回日本クラシック音楽コンクールにおいて、生徒たちが素晴らしい成績を収め、その結果として私自身、8度目の優秀指導者賞を受賞する栄誉をいただきました!一生懸命サポートくださりました保護者の皆様、一生懸命に取り組んでくれた生徒の皆さんのおかげです。そして、開催してくださりました、主宰の安藤先生をはじめとする、クラコン事務局のスタッフのみなさまの惜しみないサポートのおかげです。感謝申し上げます。
コンクールは、演奏家としての技術向上だけでなく、モチベーションの維持にも大きな効果があります。確かに「審査員ガチャ」のような要素も否定できませんが、このような不確定要素をも楽しみながら、練習や工夫を通じて早期の上達を目指すことができるのも、コンクールならではの魅力です。
しかし、私の師匠がよく言われた「コンクール病にならないように」という言葉を借りれば、コンクールはあくまで一つの手段です。私自身は「コンクールを利用するが、利用されるな」という立場を取っています。
コンクールへの参加は、楽器技術の向上や普段では得られない貴重な経験を積むためのものであり、結果に一喜一憂することなく、ポジティブな姿勢を保つことが大切だと考えています。
例えば、2位や3位になった場合でも「くそー1位になれなかった」のではなく、「やった入賞できた!次はもっと頑張って1位を目指すぞ!」と前向きに捉える。また、予選や本選で合格出来なかったとしても「参加できるだけで良い経験だ!上手くなったし、次こそは合格するぞ!」と励まして上手くなって行くことが重要です。世の中には、コンクールに参加できない生徒もたっくさんいますから、参加した自体がすでに一つの成果であり、努力と上達の証なのです。素晴らしいのです。
夏に向け新たな目標に向かって、また一緒に頑張っていきましょう!皆さんのさらなる成長を楽しみにしていますし、私も指導者としてさらに精進してまいります。保護者の皆様には、これからも変わらぬご支援、ご鼓励をよろしくお願いいたします。一緒に素晴らしい音楽の旅を続けていきましょう!