本日は、夏の全日本ジュニアクラシック音楽コンクールのヴァイオリン東京予選の初日でした。初日でしかも東京ということで、かなり自信のある受験生が多く、レベルも高かったです!全日本ジュニアのスタッフの皆々さま、審査員の先生方も、大変お疲れ様でした。
江戸川区総合文化センターは、私にとって初めての会場でした。音響と響きは、かなり良い方だと思います。新小岩という総武線の駅が最寄りなのですが、徒歩20分と中々遠いところにありました。バスがあるみたいなのですが、晴れていたの歩きました。ホールが見えると、新しくはないもののとても大きなホールで小ホールでも、大きく綺麗で音響抜群な素晴らしいホールでした。立地が問題なので、地下鉄やらモノレールやら作って欲しいところです。笑
さて本日は、合計44名、幼稚園児から大学生の受験生を朝10時から17時まで審査させていただきました。全日本ジュニアの予選は、本選とは課題曲を変えなくてはいけません。そんなルールから、実験的に好きな曲を演奏したり、基礎の曲で参加される子達が多いです。しかし、予選の結果は、その後の本選や全国大会に関係ないものの、やはり本選に向けて意欲やモチベーションが変わってきますから、良い演奏をして良い点数を貰えれば自信を付けて本選に行けます。なので、少し皆さん高めに付けました♪自信を持って貰えれば幸いです。
音楽の点数の付け方は、特にルールはなく、悪く言えば適当で、よく言えば印象で決めます。音程が悪い「感じ」がするので良くないな。とか、すごい迫力がある印象があるのでつけると言う感じです。学校のテストみたいに、何回ミスしたら点数下がるとか、ルールはありません。
どのくらいのレベルの曲を演奏されていて、その完成度を聴いて判断している場合が皆さん殆どだと思います。なので、ミスをしたからと絶対に諦めたりしてはいけません。
極論かもしれませんが、ミスをして止まりそうになったら誤魔化す為に、すごい即興カデンツァを弾いたら、むしろ、凄い点数が付くこと無きにしも非ずです!ミスというピンチをチャンスに変えようとすることが大事。つまり、ミスをした後の印象が大事なのです。ミスは審査員も皆経験してますから、同情は絶対します。
本日ミスした子達に、諦めたり、直ぐに演奏再開しようとしなかった子達がいましたが、勿体無いなと思いました。誤魔化しても審査員には分かりますが、まだ諦めるより誤魔化す方が審査員には印象が良いです。
ただ、ミスして諦める子はきっと完璧主義な子が多いと思います。もしくは、先生や家族にミスをがっかりされ過ぎることもあるのかな。なので、有り得ないミスに本人驚かれるのかなと思いますが、完璧主義ならミスした場合の対策も取っておくのも一つの手かなと思いました。
本日全体的には、素晴らしい印象を持つ受験生が多く、なかなか個性的で面白いコンクール日でした。ご一緒出来ました審査員の先生方にも感謝申し上げます。
〜本日のKISSの結果〜
今回、わたしの教室からは、8名の子達が参加して皆さん高得点でした(^^)/素晴らしい👍
特に、第一位の点数1名、第二位の点数2名、第三位の得点1名でした(^^)ピアノ伴奏を担当くださりました、水村先生、黒崎先生、ありがとうございました!