演奏家&中間管理職5月13日~17日(※少し長いかもです)

自分で言っちゃいますが、私は頑張っています(>_<)
前回の更新12日の被り物付き、親子のためのコンサート後、レッスン中の大声で、ガラガラ声になりながら動き回っております。
13日月曜はまず、朝から11人の生徒と発表会前、最終確認。その日、東京クヮルテットが最後の来日をしました。、、と言う事は、ニューヨークでの大師匠マーティン先生がニューヨークから来日しました。いつも6月なのに、何故最後に限って5月なのだ!!発表会の準備で一番忙しい時期なのに(>_<)とぶつぶつ。と文句を言う。5月の理由は、日本公演後、韓国、オーストラリア、ニュージーランドに演奏予定が入ったらしく、その後ヨーロッパ(そしてもちろんニューヨーク)へ最後の演奏機会を貰ったからとからしいです。蛇足ですが、時差はおろか、季節も違う国を行き来するので、マーティン先生は、マフラーとコートを用意していて面白かったです。私だったら、こんな演奏機会、、1年くらいが体力の限界かもしれません。。それを、何十年とやってきた、先生達は凄いです・・、、

さて、私の話に戻り、14日火曜の朝。マーティン先生に朝食をホテルでご馳走になり、例の髭剃り、シェービングの話で盛り上がりました。その後、先生の部屋で、まずシェービングのレッスン。(笑)左上トップの写真の場所にて、マーティン先生の髭剃りを見て勉強しました。私が、拍手をすると(笑)「ステージ上ではなく、風呂場で拍手を受けたのははじめてだ(笑)」という摩訶不思議なレッスン?でした。でも、面白かったし、確かに勉強になりました。
その後は、久しぶりに少しレッスンをしてくれました。生徒のレッスン合間、私が練習していた曲を、マーティン先生の前で披露。

最後は、姿勢やボーイングなどの基礎の話をしっかり、アドヴァイスして頂けました。物凄く、参考になりまして、色々思い出して助かりました。
その後は、銀座でお寿司(右の写真・なんか私がかしこまっていて生徒っぽい!笑)を食べました。時差で眠くて、辛そうなのに、ランチなのにビールを頼んでいました。強すぎる。その後、スタバで適当な男同士の話をして、14時頃別れました。
ところで、一つ面白い頼まれ事をされました。先生の1円5円10円硬貨を、お札に交換しといて!という指令を受けました。アメリカでは、確かにスーパーマーケット等で、交換する機械がありまして、簡単に出来ます。ですが、日本では銀行にわざわざ行ってお願いしなくてはなりません。おまけに、その銀行の口座を持っている事が条件で、その口座にわざわざ入金する。とい事を日本ではしなくてはならないです。それを知った、マーティン先生は「なんでも進んでいる日本なのに、おかしい!」と言っておられました。確かにおかしい。
その後、私は帰宅して、6人の生徒と21時過ぎまでレッスン。声を枯らしながら頑張りました。

そして、15日水曜。銀行で、大量の硬貨を交換した後、生徒達のピアノ合わせがはじまりました。ゑ川先生も、4回目の大量伴奏です。最初は、今まであまり経験されてなかったと言われていたヴァイオリンとの合わせも、もうベテランで、何にも言わなくても、生徒達にピタッと合わせてくれています!ありがたいです!ありがとうございます!ただ、大変ですが、あと1週間半お付き合いください(>_<)

そして、16日木曜。この日が一番キツカッタけど、色々良いこともありました。先日、シェアオフィスHaponでお会いしました、スペースライン株式会社の中沢さんが、主催&企画をしてくれた演奏会がありました。演奏は、私と姉弟子の田島朗子さんのヴァイオリンデュオ。観客の皆様の温かい拍手のお陰で、良い演奏とMCが出来た気がします!とても、良い雰囲気で演奏もお話もする事が出来ました。
少し、私も演奏しながら話すという楽しさを覚えてきたような気がします。私がアメリカから戻った当初は、日本語も周りにおかしいと言われ、人前で話す事が好きでなくなり、「演奏はまあ悪くないけど、MCが酷い・・」と周りに言われていましたが、少し成長したかな?(仮)と思います。
場所は、つつじヶ丘の、アルメリア深大寺南という高齢者向け施設です。沢山の人に喜んで頂く事が出来まして、安心しました。ありがとうございました。
スペースライン代表取締役であられる、桑山さん。Hot&Cool代表取締役であられる斉藤さん。そして、株式会社渋谷不動産エージェント福田さま&湯本さまをはじめ、準備してくださりました、スタッフの皆様、ありがとうございました!
これから活動範囲を広めて貰えるかもしれない!というお話をして頂けた事も、嬉しかったです。
詳しい模様が、福田さんのブログで乗っています。詳細はこちら!
主催で、色々と裏でセッティングして頂いた、主催である中沢さんに本当に感謝です。本当にありがとうございました。これからも、色々と楽しみにしております!

16日夜。そのまま、東京クヮルテットの演奏会へ。初台のオペラシティ・コンサートホールで行われました。その前に、ラーメンと餃子を食べてしまい、演奏後の疲れで少し眠くなりながら、コンサートホールへ。
実は、このコンサートは、私にとって最後の東京Qの演奏会でした。最後の王子ホールは、発表会のピアノ合わせで詰まっていて変更不可能なので、行けないのです。しかし、演奏後には無理やり、顔を出す予定です。
会場に着き、マーティン先生の招待券で、入場しようとしたら、2月ビリヤード?でお世話になった、(マーティン先生のインディアナ時代の同級生であり、東京音大の先生である)、杉浦美知先生と出会いまして、そのまま隣同士の席で暫く、色々とお話をしたり、お世話になりました。
演奏曲目は、アンコール以外かなりマニアック。コダーイ2番とベートーベン後期である14番。最初のハイドンも、古典ぽくない。理解が難しく結構集中力がいる演奏会です。ただ、演奏は圧倒的。合計36億円するストラディヴァリウスを見事に鳴らされていました。さすが、マーティン先生です。音楽的にも技術的にもどう聴いてもマーティン先生は、世界一ですよ。演奏後に、はスタンディングオーベーション!

そして演奏会後は、サイン会。ディズニーランドのジェットコースター並に皆さん並ばれていました。先生達も疲れているはずなのに1時間くらいサイン会をやっていたような気がします。そして、疲れているはずなのに、そのまま演奏後のレセプション・パーティ。
ここで、嬉しいことがありました。マーティン先生に会って「お疲れ様っす!」と言うと、「はいよ」という感じで、なんと私にプレゼントくれました!何かは、右の写真。はい。シェービング用のクリームとあわ立て用のブラシ。うーむ。凄いこだわりだ。でも嬉しい。そんな嬉しい感動時に、撮ったのが左上の写真。笑顔です。

東京Qは最後という事で、各メンバーがスピーチを行っていました。少しマーティン先生は、スピーチがあまり好きでない様子。というか、異国でスピーチも大変なのも、分かります。
隣のセカンドヴァイオリンの池田菊衛先生が通訳をしてくれていまして、マーティン先生が気を使って、通訳しやすいようにゆっくり一文一文を短めに話をしていました。こういう上手い気の使い方は、マーティン先生以外の外人さんで見たことあんまりありません。
東京クヮルテットは4人で一緒に活動しなくてはなりませんが、一番若いのマーティン先生が頑張って11年間やってこれた理由がとても分かります。気の使える人じゃないと、絶対に一緒に行動なんか出来ませんよね。色々と参考になります。気の使い方も一流でなくてはなりません。

そして、右の写真のチェロのクライブ先生。ジュリアードを出て、批判家で辛口のあるチェリストが私に「何か、批判してやろうと思ったのだけど、彼は一切ない!完璧、綺麗、ありえない領域」だと言っていました。そのくらい凄いクライブ先生は、フェイスブックが大好きで、1000人を超える友達がいます。とても、気さくで、私にも「クニ!どうしてるんだ?」等と色々話して接してくれます。なので、どさくさに紛れて、写真を撮ったのであとで、フェイスブック上でタグ付けしようと思います。ふふふマーティン先生は、SNSは、トゥーマッチだ。とあまり興味が無い様子でした。
そして、その後相変わらず女の子達にもてるマーティン先生は、その後打ち上げに。私は終電がなくなるので、午後11時半に退散しましたが、なんと、午前1時半まで打ち上げをやっていたとか。前の日もあったし、次の日も、次の次の日も演奏会あるのに。しかも関西と関東を行き来しているのに・・。なんちゅうパワー。

17日金曜(昨日)。昨日は、ひたすら発表会の準備です。生徒達一覧の時間割り振りや、進行表。配置を作成しました。昼は、生徒達のピアノ合わせ。夜は発表会の会議です。左の写真はスタッフさん。右から、ゑ川先生、川名先生、司会の高木拓哉クン、高杉翔君です。あと、楽器屋さんの佐藤さんも協力頂きます。
250枚近くある、A3プログラムを「200枚だけなので!!」とみんなを騙しつつ、全てのプログラムをスタッフさん達に折って貰うのを手伝って貰いました。私は、ヴァイオリンを弾くので器用と思われがちなのですが、折るのは何故か下手なので、助かりました。
そして、10時半ごろ、会議が終わる頃に、マーティン先生から夕飯呼び出し電話が・・・(>_<)昨日は1時半まで飲んでた訳だし、疲れを知らんのか?明日は京都じゃないの?休まないと!(>_<)と思い、丁重にお断りました。というか、私も池袋にいて、そこから銀座に行ったら、終電もすぐなくなるし、なにより会議で疲れていたので、次の日にあるレッスンも発表会もあり、大事なので、仕方ない。
段々、私が学生時代に鞄持ちをしていた、千香士先生とのやり取りみたいになってきました。例え学校があっても、千香士先生の強烈な押しで、無理やり授業をこじつけて休んで、千香士先生のお付き合い、鞄持ち、レッスンをしていたのを思い出しました。でも、それは楽しかったし、今、物凄く色々役に立っていますが。師弟関係は大事で、一生の宝物です。
☆発表会のリハーサルなのですが、アンサンブル以外プログラム順番にやります。1人の持ち時間は3分から4分です。各自順番をレッスン時に確認お願いします。
まだまだ、発表会まで一週間以上あり、マーティン先生も今日京都に行って明日東京に戻ってくるので、絶対何かありますので、また更新します!
それでは、皆さんが明日もしあわせでありますように!(^^)

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Kunito Int'l String School!

クニトInt'lストリングスクール ヴァイオリン教室/バイオリン教室 3度の飯より教えることが大好きな講師が、アメリカ大学で行われている国際感覚豊かなレッスンを行ってます!

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