クニトInt’lストリングスクール(KISS)主催、第4回マスタークラス(公開レッスン)を、ゆめりあホールにて行いました。
ピアノ伴奏を務めて頂きました、大澤先生、轟先生、梶谷先生、そして、保護者の皆様、多大なるご協力有難う御座いましたm(__)m
今回は、私がニューヨークに留学していた時の師匠。M.ビーヴァー教授(Prof. Martin Beaver 以下:マーティン先生)をゲスト講師としてお迎えさせて頂きました。
音大生達でも、マーティン先生のマスタークラスは、受けたくても受けられない超貴重な機会です。
そんな機会を私の生徒達が得られたこと、とても光栄でラッキーでした。
御来場頂きました聴講生の方達からは、マーティン先生の音が聴ける上に、色々とアドヴァイスが聴けて勉強になり見学無料なんて贅沢で凄すぎる!もっと多くの生徒を呼ぶべきだ!という感想を沢山頂きました。
参加した生徒にとっては、先生の先生です。
ステージ上には、先生生徒が3代に渡って舞台上に立ち、公開レッスンしていた訳ですから、緊張した事だと思います。色んな意味でも凄いことでした。
今回4人の生徒が参加しました。ヴィタリーのシャコンヌ、サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番、パガニーニのヴァイオリン協奏曲、そしてチャイコフスキーのワルツ・スケルツォを演奏してレッスンを受講しました。
一人30分という、決して長い時間では無かったのですが、丁寧で中身の濃い指導を受けました。全ての曲目を、遠い昔に練習したと言うのに、サラッと素晴らしい音で弾いてお見本を魅せられるのは流石だなと思います。
終わった後参加した生徒からは「コンクールも出てみたい!」と、やる気を刺激された生徒もいたと報告が入り、私もマーティン先生をお呼びした甲斐があったなぁと思いました。
終了後は、マーティン先生とピアノの轟先生と池袋で食事をしました。
懐かしいニューヨークでの話をしながらご飯を食べました。
この前日に、マーティン先生は京都で演奏会をして、今回のマスタークラスの為に、朝1番で京都から東京にに戻ってきてくださりまして、長い1日でした。本当に感謝でした!m(__)m
以下・マスタークラスの様子です
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–-講師紹介–
客員(ゲスト)講師・Prof. Martin Beaver (マーティン・ビーヴァー)
トロント王立音楽院でヴィクトル・ダチェンコ、ヘンリク・シェリング、ジョゼフ・ギンゴールドに師事。その後、トロント弦楽四重奏団およびトリスケリオンの創設メンバーになる。ラヴィニアのライジング・スター・シリーズ、シアトル室内楽フェスティバル、ボストン室内楽協会などで高評を博す。ソリストとして、サンフランシスコ交響楽団、ベルギー国立管弦楽団など世界各地のオーケストラとの共演、リサイタル活動も行っている。これまでボルティモアのジョン・ホプキンス大学のピーボディー音楽院、イェール大学、ニューヨーク大学教授を経て、現在コルバーン音楽院教授務めるほか、各地でマスタークラスも開いている。エリザベート王妃国際音楽コンクール銀メダル 1990年 インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクール優勝 1991年 モントリオール国際音楽コンクール優勝 1993年 バージニアP.ムーア賞受賞。