約25年前11歳の時にアメリカに1人でホストファミリーの家に遊びに行ったことがありました。その時にお土産として手に入れたのが、このサイレントヴァイオリン。現在売っているヤマハの電化製品としてのサイレントヴァイオリンではなく、天然のサイレントヴァイオリンです。
このサイレントヴァイオリンは、本体の表板と裏板が付いていないのが特徴です。露店、ポートランドのサタデーマーケット(Saturday Market in Portland)というところで売っていました。確か値段は150ドルくらいだったと思います。たぶん当時のレートで5万円くらいかな。と思います。
ラベルには、アメリカ産でヤス・コバヤシさんという文字が書かれております。日系アメリカ人の方が作られたのかなと思います。
音は、しっかり表板と裏板がある楽器と比べ、10分の1くらいの音量になります。譜読みや音程を確かめる程度でしたら、充分この楽器でも練習できると思います。実際学生時代お世話になりました。
電気に頼る楽器も良いのですが、電気に頼らない発明をすること。エジソンを超えるためにはこういう工夫が必要なのかなと思います。今は電化製品の時代ですが、電気に頼らない「第三のエネルギー」が開発されないかなぁと思う今日この頃です。