コンチェルト・コンペティション(コンクール)が、三軒茶屋駅側、昭和女子大学の敷地内にある「ブリティッシュスクール(イギリス人学校)」で開催されまして、私はそのコンクールの審査員として招待していただきました!
このコンクールは「優勝するとブリティッシュスクール(※以下「BST」と略)のオーケストラとの共演機会が得られるコンクール」なのです。少しコンクールというよりはオーディションぽいのかなと思います。
インターナショナルスクールで、お仕事するのは、ASIJ(アメリカンスクール)CAJ(クリスチャンアカデミー)St. Mary’s(セントメリーズ)Yokota米軍基地に続き5校目です。毎回、インターナショナルスクールは楽しいですね。インターナショナルスクールに入ると、コロナ下で中々行けないのに、海外に行ってきた気分になりますよ。
今回の審査をご依頼いただきましたのは、BSTオーケストラ指揮者であり、BST音楽の先生であるルイーザ先生(Prof. Louisa Danmeri)です。このルイーザ先生、実はですね、4年前に私の教室に指揮を習いに来ていた生徒さんでして、私の門下生なのです。立派に先生として活躍していること嬉しく思いました!
さて、BSTなのですが、建物の外観は、少し古い感じでしたが、内装は新館のようにすごく綺麗で、沢山の音楽室があり、最新のPCが導入されていました!今回のコンクールは、その中でも一番大きい音楽室で行われました。
また、BST校内の言語は英語は英語なのですが、今回はイギリス英語なのです。これがアメリカで英語を学んだ私には少し厄介でして「英語」はもちろんイギリスの方が本家なのですが、ネイティブに聞こえません!イギリス英語は、アメリカ英語と発音からいろいろと違うところがあり、面白い半分少し戸惑う場面もあります。例えば、四分音符一つにしても、quarter note(アメリカ英語)、crotchet(イギリス英語)と全然違うのです。あと、コメントを書くときも、同じ単語でも若干スペルが違ったりします。OrganizeとOrganiseとかです。これも迷いました。
話は戻り、なんとこのコンクール審査員は、私一人。合格とかは無く第1位と第2位までの生徒しか選べず、結構シビアで責任重大。審査した楽器はヴァイオリン、ピアノ、ギターで、約20人の参加者がいました。
参加された生徒さんたちは頑張っていまして、とても難曲を弾きこなしていました。しっかり準備してきた生徒が多く、感心しながら聴かせていただきました(^^)
最近は、審査していると、準備側の先生の考えや、どんな風に教えているのか想像つくようになってきまして、先生たちの努力や工夫が沢山みられました。先生方も素晴らしかったです。
最後に、面白いことに、このブリティッシュスクール、昨年来日して、私と私の教室とも交流があったイギリス、ロンドンにあるトリニティ芸術大学とも繋がっていまして、お会いしたニック教授の話で盛り上がりました。詳しくは、ポッドキャストでお話しますが、縁って本当に不思議で面白いですねぇ。
さあ、ここから10月は、私は審査員ではなく、コンクール準備側の先生としてがんばります。発表会もあと1ヶ月ちょっと。今年は、コロナで練習時間が増えたことを理由に曲数を弾かせている生徒が結構多く、例年より少し厳しい状況です!さて、間に合うのか!?レッスンで盛り上げて急ピッチで準備して仕上げます!
また、前回のブログで公開&更新させていただきましたオンラインリサイタルもご視聴いただきありがとうございます!まだの方は是非こちらのリンクよりご視聴ください!チャンネル登録もよろしくお願い致します!