第13回KISSマスタークラス(公開レッスン)フェデリコ・アゴスティーニ教授 Prof. Federico Agostini

本日、2023年11月26日(日)、クニト・インターナショナル・ストリングスクール主催による第13回マスタークラス(公開レッスン)を開催いたしました!

一昨年、昨年に引き続き、講師としてお迎えしたのは、当教室で3回目の登壇となる世界的なイタリア人ヴァイオリニスト、フェデリコ・アゴスティーニ教授(Federico Agostini)。フェデリコ先生は、日本国内外の音楽大学で公開レッスンを開催している先生でもあります!

先ず、ご協力いただいたピアニスト、水村仁美先生、戸田みはる先生、そして素晴らしい通訳を務めてくださった金藤さん、江澤さんに心から感謝申し上げます。

また、聴講生として集まってくださった生徒の皆さんや保護者の皆様、最後までご参加いただきありがとうございました。

フェデリコ先生には、コロナ禍から3年連続で当教室のマスタークラスに参加してくださり、本当に感謝しています!

今回、前回、前々回と大きく違うことは、誰一人マスクをしていなかったです😭マスク無しのフェデリコ先生の真剣な表情が見れて、これまたより本物の世界で開催されているフェデリコ先生のマスタークラスを、1教室で開催できたこと、なんかこれだけで、涙ものでしたよ!

本日は、午前中からフェデリコ先生に特別プライベートレッスンをしてもらい、その後、また例のインタビュー動画の撮影(ページ最下部動画参照)を行い、ランチ後にマスタークラス開始という流れのスケジュールでした。

フェデリコ先生は、楽器の持ち方、構え方から、音楽的なこと、そして、楽器を弾く上で何が重要なのかをたくさん示してくださいました。スーパーファーストクラス、まさに超1流の伝説レッスンをしてくだりました。中には、もちろん私が普段レッスンをしていて疑問に思っていることを解決してくださりしました。

また、私とは違うアプローチ、思考法もあり、聴講生の皆さんは楽しんでくれたのではないかな?と思います。

もし、公開レッスンなど、こういう機会で「自分の先生と言っていることと違う!?」と思った場合は、それは一時的な混乱&困惑することがありますが、実は、その事実についてとても考える機会になり、ワンランク上にさらに行ける機会となります。

最後に、先生として生徒や保護者の皆さんから喜んでもらえることはあっても、上から褒められることってあまりないのですが、フェデリコ先生に、「生徒達すごく上達しているねぇ!ファンタステイックなレッスンをしているね!素晴らしい先生だ!」と言って貰えて、わたし的にもわぁっ、偉大なヴァイオリニストに褒められた!と、とても光栄でしたよ。ただ、これは、わたしの努力というよりは、実は、生徒達とお母様達の努力の結果です。感謝!涙&笑

また、来年も来て貰える様がんばります!!^ ^

P.S.再来週12/8には、イギリスの有名音楽大学トリニティ・レーバン・コンセルバトワール(Trinity Laban Conservatoire of Music)の教授(学部長)のニック・ペンドルブリー教授が来日し、公開レッスンを教室で開催されます。こちらも楽しみです!年末マスタークラスラッシュですねぇ!汗 詳しくは、コンサート|イベントページからご確認ください!

ゲスト講師・Prof. Federico Agostini(フェデリコ・アゴスティーニ教授)

イタリアのトリエステに生まれ。国際的に高い評価を得ているソリスト、室内楽奏 者、教育者で。これまでにリサイタルや オーケストラのソリストでの活躍の他、伝 説的なイタリアの合奏団”イ・ムジチ”のコンサートマスターを務め、べルリン・フィ ルハーモニーやアムステルダムのコンセルトヘボウ、ウィーン楽友協会、ニューヨ ークのエイヴリー・フィッシャー・ホール、東京のサントリーホール等の世界有数 のホールで演奏を行う。ヨーロッパやアメリカ、日本などにて国際音楽祭に出演す る。ヴァイオリニストのジェイミー・ラレド、ジョゼフ・シルバーシュタイン、ヴ ィオリストのブルーノ・ジュランナ、店村眞積、チェリストのヤーノシュ・ シュタ ルケル、堤剛、岩崎洸、原田禎夫、アントニオ・ メネセス、アメリカ四重奏団、エ マーソン四重奏団、ファインアーツ四重奏団、東京弦楽四重奏団、グァルネリ四 重奏団などの著名なアーティストと共演。ヴァイオリニストの川崎洋介(オタワの国 立芸術センター管弦楽団コンサートマスター)、ジェームス・クライツ(元アカデミカ 四重奏団ヴィオリスト)、原田禎夫(元東京弦楽四重奏団創設者のチェリスト)と共に アミーチ・カルテットを結成。フィリップス・レコードのレコーディングには、イ ・ムジチのバッハやヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲の他、ヴェネツィアにて 撮影された四季のDVDがある。また、フォーレのピアノ四重奏(Claves)、ピアニストの渡邉康雄と制作したアゴスティーニ愛奏曲集(ライヴノーツ)などのレコーディングも発売。2017 年 には、ピアニス トのデレク・ハンとブラームスのヴァイオリンとピアノのためのソナタを録音、センタウル・レコードより発売される。 これまでに、ヴェネツィアとトリエステの音楽院、トロシンゲン音楽大学(ドイツ)、インディアナ大学、イーストマン音 楽学校で教鞭とる。

2016年から 2017年には、東京藝術大学の特別招聘教授を務め、2019 年から愛知県立芸術大学客員教授。洗足学園大学 客員教授。日本、イタリア、ドイツ、デンマーク、スウェーデン、オーストラリア、アメリカ、 カナダ、メキシコ、チリ 等、世界各地でマスタークラスを開催。

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