※連動企画「どうしてヴァイオリンを練習するか?!」【全23回】もYoutube(動画)やPodcast(音声のみ)で配信中!是非合わせてご視聴ください!!
「好きな演奏を見せる聴かせる」
憧れると、やはりその人のようになりたがるのが人間。
先生が演奏家なら先生の演奏を聴かせたり、見せたりするのは効果的だと思います!
私のリサイタルにちゃんと来ている生徒は上手くなることがとても多いです!それにリサイタルもやり甲斐があります。(こういう意味でも、コロナの中でのリサイタル中止は、ショックが大きかったですが・・。)
できれば、練習中の曲と練習する次の曲を交互に聴かせたり、Youtubeなどで発見して見せたりするのは、とても効果的な気がします。
そこで、一つ面白いのは、批評ごっこをするのもよいかもしれません。
と言っても、上手い下手を指摘するのではなく、演奏スタイルのここが好き。ここがあんまり好きじゃないと好きかで判断するのです。
たまに、オリジナルの個性が大事と言い、他の人の演奏を聴くななんて言ってしまう先生もいらっしゃいます。
ですが、私はその意見に大反対!世の中に、オリジナルなんて私は無いと思います。
アイデアは、アイデアとアイデアのコラボからうまれるなんて言われるように、色々な演奏を聴いて、はじめて自分がどうしたいか考えるのが、オリジナルだと思っております。
最初から何もインプットせずにオリジナルを出せと言われても困ると思いますし、出来たとしても、あまり出来の良くないオリジナルかなぁと思います。
是非、好きな演奏を見つけて、その演奏にすこしでも近づくように練習していくことが大事なかなと思います。