【連載企画】第16回子供に練習をさせる18の方法「少し具体的に練習しなさいと言う」

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「少し具体的に練習しなさいと言う」

毎日ガミガミ練習しなさい!と言うのも、効果がないどころか、親子関係が悪くなり、良くないのですが、逆に「練習しなさい!」と言わなすぎるのも実は問題です。
無関心になってしまうと、子供もグレます。そんなことはないかな?笑

毎日のように、ヴァイオリン練習しなさい!と言われれば、慣れてしまいます。
なので、時々言って、気付かせる程度であればよいのかなと思います。

また、突然、練習しなさい!と言わなくなった途端、練習をはじめる子供もいると聞きます。
逆に、練習しなさいと言わないと、本当に練習をしなくなっちゃうパターンもあります。苦笑

一人実は、ある程度才能ある上手な生徒がいました。
ですが、その親御さんは「本当にこの子は練習しないんですよぉ」と私に会えば口癖のように言われていました。
そして、その親御さんの親御さん、つまり、おばあちゃんがレッスン来たときがあったのですが、そのおばあちゃんも口揃えて「本当に練習しないんですよぉ。」と言われ続けるかわいそうな生徒がいました。きっと家でも、その子によく練習しない。と家族でよく言っていたのでしょうね。

私は、言霊ってあると思います。もし、親御さんの口癖が「練習しないんですよぉ」が、「この子は「練習はよくしてるんですよぉ。でも惜しいんです」だったら、ヴァイオリンを辞めずに変わったじゃないかなと予測します。後の祭りですが。。。でも、そのお母さんも、もう口癖になってましたから、仕方ないですが・・。

また、練習しなさい。という時に具体的に言うと効果的な事もあると思います。何の曲のどこどこの部分、ほら先生から言われたところあるでしょ?あそこの部分なんとかしちゃったら?という感じ。練習しなさいだけだと、とても抽象的ですが、具体的に言われれば、説得力も増します。

あとは・・・。練習しましょう!とか練習しようとか、Let’s〜の文に言い換えると、命令形にならないので、子供としては受け入れやすいかなと思います。

言い方は、本当に大事だと思います。是非練習しようの頻度と工夫を考えてみてください!

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