今年も、私の教室「Kunito Int’l String School(クニトInt’lストリングスクール)」にて、総勢24名のコンクール参加予定の生徒による試演会を行いました!(※KISS発表会の歴史も更新しました!)
先ず、ピアノの石渡真知子先生、大澤芳子先生、守重結加先生、有本紘子先生、スタッフの柴宮先生、そしてサポートいただきました保護者の皆様に感謝申し上げます!
当たり前ですが、コンクールでの演奏は、基本緊張するものです!
ならばもっと緊張するいや〜な場所を提供してしまえ!という企画ではじまったのが、この試演会です!
なので、うちの教室の「試演会」は、同じ世代の参加者を目の前に座らせて弾かせるという、ある意味拷問スレスレ!?のミニ発表会なのです。(笑)
発表会とも違いますし、コンクールとも違うのです。
また試演会は、終わったあととても清々しく、また反省材料をたっぷり持ち帰れるので、この後一気に上手くなれます。
この試演会が、うちの教室の特色であり、隠し調味料みたいなものです(^^)
さて今回は、6組に分けて試演会を行いました。
午前中は、先ず無伴走組という名前を付けて、無伴奏の曲を演奏して貰いました。
ヴァイオリンは基本的に、何かの楽器と演奏することが多く、無伴奏で演奏することは、音楽的にも技術的にも難しいのです。
参加したのは、5人の生徒。緊張感がありながらも、頑張って演奏出来ました。
試演会の良いスタートがこの5人のおかげで出来ました(^^)
そして、午後からは、幼稚園の年長さんから中学3年生の生徒さんまで、そしてコンクール未経験者からコンクール常連・入賞者まで色々な生徒が演奏致しました!
今回の試演会で、想像より上手く行った生徒さんや、そうでなかった生徒さんもいることでしょう。
ですが、試演会は全員にとって、今年のコンクールのスタート地点。同じです!
上手く行ったからと満足しきっている生徒は、多分?いないでしょう。というか、試演会で満足しては困ります!
まだ、今年の演奏機会は、はじまったばかりなので、ここで悔しい想いをして頑張れば、コンクールや秋の発表会で、皆を驚かすことが出来ます!そして、その生徒にとって最高の結果につながることが期待出来るでしょう!
引き続き、反省材料をみつけて、洗い出し、より満足に近づくような演奏が出来るようになり、楽器がより楽しくなって貰えればと思います。
今回もZoomを使用致しました。
ですが、昨年同様、やはり音のクレームは多かったです。昨年からあんまり変わってないみたいです。
ヴァイオリンの音が割れる、ベルの音が鳴らない、ミュートのトラブルが起こりやすい等ありました。
なので来年は、Zoomの機能がほぼ使えるように大幅に強化&進化する「FaceTime」で試演会の模様を流したいと思います。FaceTimeなので、Zoomより、もう少し音がよくなるハズです!
今年は、発表会と同様に、各組の最初と終わりにハンドベルの演奏を生徒たちに演奏してもらいました。楽しそうにしていたので、今後も導入していこうと思います(^^)
そして(これは記録のために書留めますが、)途中ものすごい強い雷雨が来ました。雷の音でひどいので、演奏開始時間を遅らせたりしました。梅雨の時期は、やはり演奏会は、避けるべきなのかなぁと反省しました。先日の熱海の土砂崩れの事故もありましたので、皆さんを怖がらせないようにすることも、課題かなと思いました。
最後に私事になってしまうのですが、、。
個人的に音楽関連のイベントは、コロナのせいで本当に久しぶりでした。
よくよく考えると、1月1日に「日の出フライト」のために羽田空港の搭乗口ゲート前で演奏して以来、約半年振りです。
それでなのかわかりませんが、、なぜか演奏しない立場なのに、とても興奮し過ぎていて、試演会当日の朝5時に起きてしまいました。
こんな調子だと、来年の浜離宮リサイタルとか、色々なコンサート、ちゃんと出来るのか不安になっちゃいます。苦笑
でも、きっと、わたしは、わたしが思っている以上に生徒の演奏を楽しみにしているのかもしれませんね!(^^)
では、この今年のスタートである試演会を好機として、皆さんには引き続き練習して上達してもらえればと思います!