2022年8月20日から21日の二日間にわたり、クニトInt’lストリングスクール主催、第2回音楽祭を清瀬けやきホールにて開催いたしました。参加者は、小学校1年生から高校1年生までのコンクール参加する優秀な生徒たち合計13人が参加しました!
まずはじめに、審査を務めてくださいました伊東佑樹先生、安藤梨乃先生、手塚貴子先生、そしてピアニストの石渡先生、有本先生、中居先生、ボランティアスタッフを担当してくださいました柴宮さま、佐藤さま、秋山さま、そして、清瀬けやきホールのスタッフの皆様、保護者の皆様の多大なるサポートに感謝申し上げます!
音楽祭の内容は、主に、カール・フレッシュの音階テスト(×2)、コンクール模擬試験、ホールの響きを勉強するマスタークラス、そして合奏練習と、一人ずつ演奏する発表会を行いました!
合奏の練習
合奏の曲目は、プレイエルのDUO第5番第1楽章を練習しました。合奏経験が無く、アンサンブルがはじめての生徒もいましたが、ちゃんと事前に練習してきてくれたので、練習はとてもスムーズに行きました。素晴らしかったです。
また、2回目の練習からは、なんと初の指揮無しで合奏練習を行いました。これは、アンサンブル能力が試される試練でしたが、皆しっかりやり遂げてくれました!
音階試験と模擬コンクール
第1日目は、音階テストとコンクール模擬試験を行いました。
下の写真の先生たちに、マイクを握ってもらって、アメリカの歌のオーディション番組的!?に一人一人コメントしながら審査をしていきました。(審査用紙にもコメントを沢山書き込んでくれました)
音階は最難関でどんなヴァイオリニストも苦手と言われる音階カール・フレッシュの5番と8番を試験しました。しかし、昨年より全体的にレヴェルは上がっていまして、とてもうれしく思いました。みなさんの成長素晴らしかったですよ!
そして、コンクール模擬試験。一人7分で、カット有りにして本格的なコンクールのように審査をしていきました。実際に審査員からは、お褒めの言葉や改善点を指導してもらえるので、かなり貴重な経験だったと思います。
楽屋では頼りになるお母様たちのサポートも有り、充実した練習が行われていたようです。
響きのマスタークラス!
今回、時間が余ったことから予定していなかった!?「ホールを使用した響きのマスタークラス」を行いました!これが、物凄く勉強になったのではないかと思います。どうやったら響くのか、立ち位置を変えるだけで、ここまで変わるのか。などしっかり勉強しました!
受講生コンサート!
音楽祭の最後には、発表会が行われました!皆さん「ホールを充分に使って響きを勉強した」結果がしっかり出たのではないかなと思います!
この発表会を含め、ホールでレッスンをしたり、ホールで演奏をするテクニックを学べた経験は、生徒たちにものすごい大きな経験だったと思います。むしろ!学生の頃からこんな経験が出来るなんて、先生であるわたしが嫉妬するくらい羨ましい経験だったのではないかなと思います
たった二日間でしたが、全員が成長が見ることができた2日間でした。素晴らしかったです!
演奏会終了後
そして、演奏会終了後は、演奏会が早く終わってしまったために、ホール使用終了時間まで1時間半ほど時間が空きまして、ステージで自由に練習して良いことにしたところ、皆さん、お母様同士で交流したり、ピアノの先生が自ら指導してくださったりしました。本当にラッキーな生徒さんたちです!
そして、なんと!演奏会終了後も、合奏の楽しさに目覚めてしまった生徒たちが自主的に、プレイエルのデュオで演奏して遊んでおりました!これは子供の頃から音楽を楽しむということの究極の機会だったのではないかなと思います。
第1回KISS一般の部公開レッスン・講師 手塚貴子先生
さて、音楽祭1日目には、音楽祭の一環として、公開レッスンを石神井公園の教室にて開催いたしました!今回は、ヴィオラ奏者の手塚貴子先生をゲスト講師として招待いたしました。
一人30分のレッスンでしたが、濃い有意義な内容で、みなさんしっかりと学ばれたのではないかなと思います。
また、12月の発表会に向けてしっかり準備してもらえればと思います!