CDの聴き方

※春の音楽祭の申し込みされた方、有難うございます!申し込みはこちら!沢山の参加、心よりお待ちしています!
ところで、現在発表会で生徒が演奏する為の選曲を行う中、私も自分のリサイタルやコンサートの選曲を行っています。
私を面倒見てくださった3大師匠である、千香士先生、キャロル先生、マーティン先生。
この先生達に師事し始めた頃から、私に選曲選択権が殆ど委ねられていました。つまり、先生に「この曲を弾きましょう!」という事ははじめの頃以外ありませんでした。
アドヴァイスを貰おうとしない限り、何の曲をレッスンに持っていっても自己責任でした。高校生くらいになると、先生達も「自分で色々CD等(今ならYoutubeか??)を聴いて、知っている曲数を増やして、どういう曲が自分に必要か。という自己判断能力も自ら付けなさい」という感じでした。もちろん、簡単すぎる曲やその時期に不適当な曲を選曲した場合は、注意されましたけど。
是非、ヴァイオリンを習う方達は、沢山の曲を聴いて弾きたい曲を沢山見つけてください!私も、中学高校時代、全てのヴァイオリン協奏曲を極めてやろう(覚えてやろう)と図書館通いしたモノです。
昔から、CDの聴き方は、そんな感じで、リラックスの為とか娯楽の為。というよりは、自分がいつか弾くために聴いていた感じです。
ところで、私がしている勉強の為のCDの聴き方を紹介します。
鈴木メソッドを練習している生徒さんは、きっと付属のCDを聴いているはずですよね。しかし、鈴木メソッドを卒業すると、沢山の名曲を練習する事になると思います。そこでなのですが、出来れば、1人ではなく、複数の演奏者の録音を聴いてみて違いを楽しんで、良いところを盗みませんか?!また、自分ならどう弾くかという事を考えると、人より抜き出た演奏が出来ると思います。もちろん、変な方向に抜き出てしまう場合や、変なところ(自分に合わない事)を盗んでしまった場合は、先生がちゃんと注意してくれるはずです。
そして私は、くにと国際コンクールというのを密かに昔から開催しております。メンコン(※メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の略)を私が練習するとなった時、私はあまりに有名なこの協奏曲のCDを20人分くらい集めました。そして、自分の音楽室で審査用紙とペンを持って、録音審査(笑)を開始しました。
このコンクールは自分の独断と偏見で、点数を付けていきます。もちろんコメントも。それで、優勝者には、なんと!私が30回以上聴く。という名誉が与えられます。(笑)ちなみにメンコンは、パールマンが1位、ルジェーロリッチが2位。3位オイストラフ。特別賞がハイフェッツ。という感じでした(笑)
是非皆さんも、批評だけではなく自分の好みも知るためにも、沢山の演奏家の曲を聴きませんか?
それでリサイタルの曲、結局何を選んだか?それはチラシが出来てからのお楽しみです(^^)夏までに発表出来るかな??ヒントは、一つはドイツもの、2つ目はフレンチ、そして北欧系です。
それでは、明日も皆さんが幸せでありますように!(^^)

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Kunito Int'l String School!

クニトInt'lストリングスクール ヴァイオリン教室/バイオリン教室 3度の飯より教えることが大好きな講師が、アメリカ大学で行われている国際感覚豊かなレッスンを行ってます!

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