レッスンで賛否わかれる意見シリーズ③「子供の理想の練習は、強制か?自主か?」

16分の1の、子供用楽器

子供が練習しない事を悩みにしてしまう

「うちの子、全く練習しないんですよぉ。一体どうしたら良いんですかぁ?」

上記は、生徒のお母様達から聞くことが多い発言です。私の答えは、ある程度練習している生徒には「何言ってるんですか!?練習ちゃんとしてますよ!○○ちゃんは偉いですよ!」と返します。本当に対策が必要だと深刻そうであれば、対策を幾つか示します。(※ヴァイオリン自由自在参照)

しかし、子供が自主的に練習するには、練習の良さや大事さが分からない限り自主的に練習することは難しいです。自主的に練習しないとストレスを抱える親御さんに私は、時に「そんな小さい頃から自主的に長時間練習する子供なんて、おかしいですよ」とまで言ってしまいます。

しかしながら、レッスン代やレッスンに行く時間を投資している両親としては、子供が練習しないことは、とてもイライラするはずです。しまいには折角はじめさせたレッスンを「もう楽器なんてやめろ!」なんて心にもない言葉を言ってしまう親御さんも沢山いることでしょう。しかしながら、そんな事言われたら子供は面食らう筈です。「自分がはじめさせたのに、嫌ではなかったのに、急にやめろとかなんでやねん」と思うはずです。本当は続けたかったのに渋々やめちゃう子、沢山世の中にいると思います。因みに、私も親によく言われましたよ(苦笑)

よくある親御さんの勘違いとして、自分の子供が「楽器を弾くのが好きなこと」と、「楽器を練習することが好きなこと」をごっちゃにして思っていることが多いです。確かに、楽器を弾くのが好きな子どもたちは沢山いると思います。ですが、楽器ばかりの練習を長期的長時間ずーっとするような子供は、変人かもしれません。そんな子は、ある意味将来心配になるほど危険です(言い過ぎ?)。よく練習する子が練習する本当の理由は、楽器が好きだからではないのです。

ただ、ここで、「子供が楽器を好きになる方法は、なんだ!?」的な論点に少しずれると違う話題になってしまいそうなので、本題に戻りますね。(汗)

それでは、私の意見です!

子供の練習は(意外だと思われそうですが)自主的になるのを待つのではなく、親御さんが強制介入するべきだと思います。勿論、これは親御さんが子供に上達して欲しいと思われることが前提の話です。上達より、とにかく楽しく続けていれば良いという考えの親御さんなら、強制介入はしない方が無難だと思います。

「理想の練習は、自主性に任せること!」なんてあちこちで偉い教育者の方達から綺麗事のような事を言われています。しかし、放っておいて、上手くなるなら苦労しないですよね!?全国の優秀なお母様達!?

プロの間で、子供の頃に放って置かれて上手くなった人は、私は因みに知りません。本当にずぅっと長時間、長期間モチベーションを下げずに練習をしている生徒なんて超優秀な生徒でも見たことないです。むしろ、優秀な生徒ほど、自主性は無いです。子供が理想の上達をするのに、特に最初は親御さんの介入は絶対です。

それでも、本気で親御さんが子供の練習の自主性を高めたいのなら、、

、、、と、、熱く「子供の練習は親御さんの強制介すべき」と言ってしまいましたが、綺麗事でも、親御さんが敢えて子供の自主性を引き出すことは、大事なことですし近づくことは出来るかと思います。そこで、自然に任せずに、親御さんの努力で自主性を引き出す提案をしてみたいと思います。

ズバリ!(←古い?)自主性を高めるためには、「ヴァイオリンを使って何かをさせる事」が重要だと思います。

楽器を使って交流する。オーケストラに入るオーディションを受ける。演奏会をする。発表会にでる。コンクールに出る。誰かを驚かせたい。誰かに自慢したい!この曲が弾けたら、人前で弾きたい!録音したい!などなど

親御さんたちや、先生たちが、本気で練習させたい。自主的に練習が必要なのだと理解させたければ、「練習しなさい!」と怒る前に、どうヴァイオリンを使って、どうするか。というあらゆる機会をまず与えてあげることが重要だと思います。その機会をあげても駄目な場合は、次にプライドの高さが鍵になってきます。が、これも違うお話なので、話をもとに戻します。(←今日はすぐ論点がずれますね)

ヴァイオリンを上手くなるために練習する。なんていうのは、ある程度で飽きます。上手くなる事に限界はないですからね。正直、ヴァイオリニストという職業についた私も、練習のための練習は、難しいです。プロが難しいのに、何故、子どもたちが可能なのでしょうか?たまにいる親御さんが、練習するしないで才能の有る無しを決めてしまう残念な方がいます。才能の有る無し判断は大体時期尚早なことが多いです。

学ぶ上では、英語とヴァイオリンは似ている!

私は、英語とヴァイオリン技術の習得は似ていると以前から考えています。

私が留学先でよくキャリアある先輩達から言われたのは「英語は、使えて当たり前。通訳者か英語の先生になるなら話は別だが、英語を勉強したあとに、どう使うかが問題。そうじゃないと、いくら勉強してもキリがない。ネイティブには勝てませんし」と言われました。「使えて当たり前」の言葉に、英語が全く話せなかった私は、カチンと来ましたが、その話から英語やヴァイオリンは、あくまで一つのツール、武器なのだと理解しました。武器ばかり磨いていては、意義も乏しいですし、正直面白くないです。

ヴァイオリンの場合、ネイティブはいませんが、ヴァイオリンを学ぶにあたって、英語の勉強と一緒だと思います。キリが無いんです。

英語も、キリがない。発音・アクセント、単語やイディオム。言いまわし、更には、イギリス英語、アメリカ英語、オーストラリア英語、、、、もっと言えば、海外の人の英語、日本人には聞き取りにくい、メキシコスペイン訛りの英語、フランス人訛りの英語、日本人英語だってあります。兎に角きりがない無い。そんな言語ばかり勉強する教育は、おかしいです。言語を使うための教育が必要だと思います。

、、、と、またまた論点がずれました。コロコロ話が変わりそうで、時間がかかりそうなので、ココらへんで締めます。

まとめ

子供の練習の親御さん介入は、私はすべきと賛成ですが、デメリットとして、自主性を下げることがあるかと思います。また、自由や程よいゆとりを大事にされる教育理念を掲げる日本では、親御さんの強制介入は、教育者の間で古い教育法かもしれません。自主性を下げすぎず、だけど上達を目指す為に、バランス良い介入が必要だと私個人は思います。楽器をやらせて、お金だけ払っての関心ある振りの無介入&無関心が一番子供の上達に良くないと思います。

そして一方、自主性ある練習は、ヴァイオリンを使って何かをする機会が無い限り、親御さんが長期で長時間の練習を期待することは、しない方が懸命だと思います。しかしながら、自主性があれば、親御さんたちの負担も減りますし、ストレスがお互い無く、それなりの楽器ライフを送れる理想はあるかと思います。そのためにも、ヴァイオリンを練習した後に得られる機会やご褒美が必要になるのかなと思います(完)

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